フロリダ・オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド（WDW）内のホテル「ディズニー・リビエラ・リゾート（Disney’s Riviera Resort）」にあるキャラクターブレックファストのできるレストラン「トッポリーノ・テラス（Topolino’s Terrace）」の訪問記です。
トッポリーノはイタリア語でミッキーの意味。こちらのレストランでは、朝食の時間帯のみ、ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジーとのグリーティングができます。
※著作権保護のため、キャラクターの写真は削除しました。
概要
リビエラ・リゾートは、ウォルト・ディズニーのかつての旅行先でもある地中海沿岸をイメージしたホテルで、ヨーロッパの雰囲気が溢れています。
トッポリーノ・テラスは、ホテル10階からの美しい景色を眺めながら食事ができるレストランです。
アートをテーマとしており、朝食で会うことのできるキャラクターたちはアーティストであるという設定です。ミッキーは画家、ミニーは詩人、ドナルドは彫刻家、デイジーはダンサーです。
場所とアクセス
ディズニー・リビエラ・リゾートの10階にあります。
各ディズニー・ホテルは各パーク及びディズニー・スプリングスとのシャトルバスやボート等の交通手段がありますが、各ホテル間を直接結ぶシャトルバスはありません。しかし、リビエラ・リゾートはスカイライナーでアクセスできます。他のディズニー・ホテルに宿泊する場合には、スカイライナーが利用できるホテルだと直接リビエラ・リゾートに向かうことができ、とても便利です。スカイライナーが利用できないホテルの場合には、シャトルバスを乗り継ぐか、Uber等を利用してください。
スカイライナーを利用できるホテルはいくつかありますが、その中でも価格帯が低いのは、「ポップ・センチュリー・リゾート」と「ディズニー・アート・オブ・アニメーション・リゾート」の2つです。
予約等
こちらのキャラクター・ブレックファストは人気のため、予約が取りにくくなっています。ディズニー・ホテル宿泊者の場合はチェックイン日の60日前から、それ以外の場合にはレストラン利用日の60日前から公式サイトやアプリで予約が可能です。
私が訪問した際はWDW行きをかなり直前に決めたため、それから当日まで毎日予約の空きを確認しましたが全く予約枠が空くことはありませんでした。
予約ができなかった場合でも、当日ウォーク・アップ・リスト（Walk-up List）で順番待ちをすることができる場合があります。ウォーク・アップ・リストは、レストランの近くにいる状態のときに、My Disney Experienceのアプリから入ることができるものですが、あまりにも順番待ちの人数が多い場合などにはリストが閉じられてしまい入ることができないこともあります。この方法を狙う場合には、朝早めに向かうのがおすすめです。
私はアート・オブ・アニメーション・リゾートに宿泊しており、スカイライナーを利用して9:30頃リビエラ・リゾートに到着しました。ウォーク・アップ・リストに入った際には60分待ちと表示されましたが、その直後にはテーブルが確保できたとの通知があり、リストに参加してから5分もかかりませんでした。レストランに向かい、入口で名前を告げると、入口で待つように言われ、そこで5分程度待ってテーブルまで案内されました。グループの人数によってもテーブルの確保の難易度は異なると思いますので、大人数の場合にはこれほどスムーズにはいかないかと思いますが、参考にしていただければと思います。
料理
大人45ドル（税チップ別）で、パンの盛り合わせとメインが1つが含まれています。ドリンクは別料金ですが、私が訪問した際にはウェルカムドリンクとしてオリジナルのジュースがサーブされました。
また、キャラクターとそれぞれのサインが描かれた可愛らしいカードもいただけます。
パンの盛り合わせのお皿は、まるで絵具が入っているかのようなデザインで、アートというテーマに忠実です。バターナイフは、ディズニー・クルーズ・ラインのレストラン「アニメーターズ・パレット」でも使われている、絵筆の形をしたものでした。こちらのバターナイフは、ディズニー・クルーズ・ライン内のショップで購入できます。また、パンの盛り合わせを食べきれない場合は、箱に入れて持ち帰ることができます。
メニューは以下の写真のとおりです。ドリンクは別メニューもあります。
私はドリンクは追加でオーダーすることなく、メインとしてFritata Gruyereを選びました。アメリカっぽくない味付けで、美味しかったです。
キャラクター・グリーティング
キャラクターが順にテーブルを回っていきますが、キャストやカメラマンは同行していないため、グループ内で写真を撮り合うか、近くにいるウェイターさんに撮影をお願いすることとなります。ウェイターさんにお願いする場合は（ウェイターさんも忙しいので）、グリーティングの様子をたくさん撮ってもらうというよりは、ポーズを決めて記念写真を撮ってもらう形になります。グリーティング中のコミュニケーションの様子を記録を残したい場合には、グループ内で撮影者を決めておくか、テーブルに小さな三脚をセットして動画を撮影するとよいと思います。私は小さな三脚にセットしたスマートフォンで動画を撮りつつ、キャラクターのピンでの写真を自分で撮り、記念写真はウェイターさんにお願いしました。
アナウンスに合わせて4人がレストランに登場し、しばらく（おそらく20分程度）テーブルを回ります。この20分の間に全キャラクターが回ってくることはほとんどなく、1人または2人が遊びに来てくれます。20分程度経つとレストラン全体に音楽が流れ、キャラクターたちが踊りながらレストラン全体を歩き回り、音楽の最後に退場します。しばらく（おそらく15分程度）すると、再びアナウンスに合わせて4人が登場する、という繰り返しです。
音楽に合わせて歩き回る姿もとても可愛いので必見です。
ミッキー
画家のミッキーは、絵具がたくさんついたエプロンとズボンを着ており、ベレー帽をかぶっています。リビエラ・リゾートから見える美しい景色を描いているのだそう（実際にグリーティングでミッキーに聞いてみました）。
ミニー
詩人のミニーは、詩や文章がいたるところに書かれた（まるで英字新聞のような）可愛らしいコートを着ています。
ポケットにはペンとノート、帽子には羽ペンがあり、いつでも思いついた詩を書けるようにしているようです。赤いベルトや靴がアクセントとなっており、数あるミニーの衣装の中でもお気に入りです。
ドナルド
彫刻家のドナルドは、エプロンをしており、ポケットには彫刻刀が入っています。
ドナルドも大好きなキャラクターの1人ですが、訪問した際はミッキーのぬいぐるみバッジしか持っていなかったところ、この日のドナルドはそれがお気に召さなかったのか、ミッキーのぬいぐるみバッジをポイっとテーブルに投げていました（笑）。
「もっと素敵なドナルドの彫刻を作ってくれたら、今度はそれと一緒に来るね」と伝えて、ご機嫌を直してもらいました。
デイジー
ダンサーのデイジーは、ピンクと水色の衣装に、大きなピンクのリボンを頭につけています。
その他
レストラン内にはバルコニーがあり、晴れている日にはここからの眺めも美しいです。レストラン利用者は自由に出入りできますので、キャラクターがいないタイミングや帰り際など、バルコニーからの眺めを楽しむのもおすすめです。
最後に
安くはないキャラクター・ブレックファストですが、味も比較的美味しく、レストランやリビエラ・リゾート全体もヨーロピアンな美しさがあり、ここだけのコスチュームのキャラクターに出会えます。パークに行かない日の朝などに利用してみるとよいかもしれません。
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