フロリダ・オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド（WDW）のホテルの1つである、「ポート・オーリンズ・リバーサイド（Port Orleans Riverside）」に宿泊しました。
中間的な価格帯でありながらリゾートの雰囲気を存分に味わえ、プリンセス・ティアナの客室というディズニー・キャラクターの要素もあり、とても楽しい滞在ができました。
アクセス
WDWの中ほどにあり、ディズニー・スプリングスからはボートで、各パークとはシャトルバスで結ばれています。非常に敷地の広いホテルであるため、シャトルバスのバス停が複数あります。
ディズニー・スプリングスからはボートで約30分と時間はかかりますが、その分このボートの旅がとても楽しかったです。ゴルフ場や他のホテルを眺めたり、別のボートと行き違ったりと、東京ディズニーシーのトランジットスチーマーラインより充実しており気に入りました。
チェックイン
他のディズニー・ホテル同様、チェックインやチェックアウトのためにフロントに立ち寄る必要はなく、アプリやテキストメッセージで部屋番号を確認し、そのまま部屋に向かうことができます。部屋の希望（1階、プールの近く等）は事前にアプリで設定することができます。
ディズニー・ホテルに宿泊していると当然である自動チェックイン・チェックアウトですが、ユニバーサル・スタジオのホテルでは必ずルームキーをフロントで受け取る必要があり、ディズニー・ホテルに慣れてしまった後では長いチェックイン列に並ぶのがとても面倒に感じました。
ロビー
チェックインもチェックアウトも自動のため、ロビーに立ち寄ることはそれほどないかもしれませんが、天井が高くおしゃれな雰囲気です。
宿泊棟
ポート・オーリンズ・リバーサイドはとても敷地の広いホテルです。その中で、最も南側に位置する95番の建物「Parterre Palace」の2階のお部屋になりました。建物一棟の規模も大きく、川の反対側に渡らないと写真に収まりません。
お部屋
今回は、「プリンセスと魔法のキス」のプリンセス・ティアナが他のプリンセスたちを招いたことのある部屋、という設定のロイヤル・ゲストルーム宿泊しました。
ヘッドボードには森のような絵が描かれており、壁にはプリンセスたちの顔の絵が飾られています。
洗面所との仕切りのカーテンもプリンセスのゲストルームにふさわしいデザインです。
ベッドの上にはミッキーのタオルアートがありました。こういったサービスがあるのも嬉しいです。
宿泊ゲストも、他のプリンセスと同様にティアナの友達の1人という設定になっています。そのため、部屋のテーブルにはティアナからゲストに向けた歓迎の手紙もデザインされています。テーブルのそばの鏡の左右には、プリンスたちの横顔が描かれています。
洗面台はダブルシンクとなっており、複数人で宿泊する際には便利です。バリュータイプのホテルでは手洗い用の固形石鹸以外のアメニティーはバスルームの壁に固定されていますが、こちらのホテルでは固形石鹸に加えてボディローションもありました。水の出てくる蛇口はランプのような形になっていました。
バスルームには浅いバスタブがあり、壁やシャワーカーテンも可愛らしいデザインです。
ドライヤーは固定式ではなく部屋のどこでも使え、HighとLowの2段階、そして温冷の切り替えが簡単にできるタイプです。その他、コーヒー用の湯沸かし器と、コーヒーやティーバッグが備えられています。
こちらに宿泊する前に、オールスター・ムービー・リゾート、アート・オブ・アニメーション・リゾートというバリュータイプのディズニー・ホテルに宿泊していましたので、ホテルや客室の雰囲気は高級感が増しましたが、唯一残念だったのは、プラグの差込口の数が少なく、嚙み合わせも弱かったことです。スマートフォンやカメラ、スマートウォッチ、モバイルバッテリーなど複数の機器の充電が必要ですが、複数人で宿泊した場合には譲り合いが必要になるかと思いました。また、他のホテルでは使えていた充電ケーブルがなぜか反応しなかったりと、充電設備をリニューアルしてもらえたらもっとよくなると思いました。
リゾート内
今回は利用していませんが、いくつかプールがあります。ロビー棟の中には、カウンターサービスのカフェテリア、テーブルサービスのレストラン、ラウンジと、ダイニングのできる場所が複数あり、品揃えの豊富なショップもあります。
また、お隣のポート・オーリンズ・フレンチクオーターまで徒歩10分弱で、ボートでも移動可能ですので、散策にも最適です。可愛らしい景色が広がっています。
最後に
こちらに宿泊した日にはパークには行っていないので、シャトルバスの使い勝手等は分かりませんが、比較的低価格でありながらリゾート気分を満喫でき、とても気に入りました。
ディズニー・ホテルを選ぶ際の参考になれば幸いです。
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