夏に知床を訪問した際に、「北こぶし知床ホテル&リゾート」に宿泊しました。

こちらのホテルは、海の見える大浴場や、フリーフロー(飲み放題)制のラウンジやレストランが魅力です。

そこまで期待せずに予約しましたが、顧客満足度に影響する部分はしっかりとサービスし、そうでない部分は控えるというメリハリのあるサービスで、快適に過ごすことができました。

知床を訪れる際にはまた宿泊したいと思います。

※本記事は、プロモーションを含みます。

【一休.com】北こぶし知床 ホテル&リゾート

アクセス

女満別空港から車で約1時間です。ウトロ港の目の前にあります。

チェックイン

チェックインはフロントで行います。

荷物用のカートは利用できますが、お部屋までの案内は特になく、自分で荷物を運ぶことになります。

お部屋

展望温泉付きの和室のお部屋に宿泊しました。予約時にはこちらのお部屋しか残っていませんでした。

本館の2階のお部屋で、ウトロ港が目の前に見えました。

大浴場もお食事会場も西館にあるため、本館からは少し歩きましたが、1泊しかしなかったためそこまで気になりませんでした。

和室のため、夕食の間に布団が敷かれていました。

お部屋の温泉は思ったより広く、快適でした。

大きめの陶器の湯船となっており、ボタンを押すと10分ほどで温泉が貯まります。加水や加温は手動で行えます。

洗面台のシンクは1つですが、広々していて2人で使っても狭く感じませんでした。アメニティは大浴場と同じポーラのものでした。

お風呂

西館の8階に大浴場があります。男湯と女湯は夜と朝で入れ替え制でしたが、造りはほとんど同じでした。

普通の温度のお湯、ぬるめのお湯、露天風呂、水風呂、ドライサウナ、そして階段を上がった屋上には休憩できるデッキがありました。

水風呂とデッキ以外からは海が見えました。

ラウンジ

1階のロビーにはラウンジがありました。

こちらのホテルは飲食がフリーフローとなっており、ラウンジにある飲み物やおつまみ、デザート類も好きなだけいただくことができます。

夕方から夜にかけての時間帯はアルコールの提供もありました。

生ビールサーバーがあったほか、北海道産の赤と白のワイン、ゆず酒、桃酒と、種類も豊富でした。

また、本館側には外のテラスに足湯があり、港を眺めながら足湯を楽しむことができました。

夕食

夕食はビュッフェスタイルで、飲み物もすべて自分で取りに行きます。

夕食のビュッフェにはあまりいいイメージを持っていませんでしたが、こちらのホテルはいい意味で期待を裏切ってくれました。

ビュッフェスタイルではありますが、複数あるメインのお料理やデザートは、カウンターに行くと目の前でスタッフの方が盛り付けてくださる形式でした。

まずは前菜ビュッフェ。写真以外にもサラダバーがありました。

お寿司バーもありました。

メインディッシュは一度にワンプレートだけ受け取ることとなっていますので、クオリティを保ったお料理を必要な分だけ提供でき、全体的なサービス水準が保たれていると感じました。

お肉料理、お魚料理、蟹など、いずれも趣向を凝らしたものとなっており、味もよかったです。

デザートも複数種類があり、こちらもその場で盛りつけてくださるスタイルでした。

そして、飲み物もフリーフローなのも、値段などを考えずに済み快適でした。アルコール類も複数提供がありました。

北海道のワインがあるのが、個人的に嬉しかったです。

朝食

朝食もビュッフェスタイルでした。

また、ご飯やお味噌汁などのカウンターでは、スタッフの方が盛り付けを行ってくださり、お料理を取るのがスムーズでした。

明太子やしらすに加えて、筋子も提供されていたり、食塩無添加のトマトジュースがパックで提供されていたりと、同系列のKIKIと比較しても食事にコストがかけられているのが分かりました。

朝食は急いで食べていたようで写真を撮り忘れてしまいました。

最後に

知床での宿の選択肢はそれほど多くはなく、充実したサービスを求めるのであれば、北こぶしは最適なのではないかと思います。

決して安くないお値段ですが、コストをかけるべきところとそうでないところのメリハリが絶妙で、大人数の宿泊者を捌きながらも満足度を確保する努力が伝わってきました。

知床を再訪する際にはまた宿泊したいと思います。

【一休.com】北こぶし知床 ホテル&リゾート