フロリダ・オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)には4つのテーマパークがあります。その1つであるマジックキングダム(Magic Kingdom)でのキャラクター・グリーティングについて、この記事では紹介します。
2023年5月時点ではソーシャルディスタンスは終了しており、ハグやサインも(元々不可の一部のキャラクターを除き)可能となっています。
グリーティングの時間や場所は、公式アプリ「My Disney Experience」で確認することができます。
私は、他のパークで会えないキャラクターや個人的に会ったことのないキャラクター、グリーティングの開催回数が少ないキャラクター、天候に左右される屋外のグリーティングを最優先し、その次に常設であっても日中しか開催していなかったりライトニング・レーン非対応のグリーティングを空いているタイミングに狙い、その後屋内の常設グリーティングでライトニング・レーン対応のものを回る、という形で1日を過ごしました。
私が訪問した日が比較的空いていたためか、七人のこびとのマイントレインやTRONなどの乗りたいアトラクションにすべて乗れ、やりたいと思っていたグリーティングもほとんどすることができました。マジックキングダムはアトラクションもグリーティングも豊富なため、なかなかすべて1日でコンプリートするのは難しいですが、何をやりたいか決める一助になれば嬉しいです。
※著作権保護のため、キャラクターの写真は削除しました。
Contents
ミッキー
入口近くのタウンスクエア・シアター(Town Square Theater)にて会うことができます。マント姿のミッキーです。
屋内の常設かつライトニング・レーン対応のため、比較的会いやすいと思います。なお、このマント姿にこだわらず単にミッキーに会いたい場合には、EPCOTの方が空いているように思います。
ミニー
パークの右奥にある、ピートのシリー・サイドショー(Pete’s Silly Sideshow)にて、調教師姿のミニーに会うことができます。
列が2つあり、1つはミニーとデイジー、もう1つはドナルドとグーフィーに会える列となっています。
屋内の常設ですがライトニング・レーンに対応していないので、空いているタイミングを狙って並ぶのがおすすめです。
ドナルド
ドナルドは、蛇使いに扮しています。怪しげなコスチュームにしようとしても、可愛さが隠せていませんでした。
デイジー
デイジーは占い師の恰好をしていました。
グーフィー
グーフィーは、スタントでバイクに乗って飛んでいたら、失敗して壁に突っ込んでしまった、というストーリーでのグリーティングです。
チップ&デール
2023年5月時点では、パークの右奥にあるピートのシリー・サイドショー(Pete’s Silly Sideshow)の外で会うことができました(最近はトゥモローランドでグリーティングを行っていたり、グリ自体がないこともあるようなので、よくご確認ください)。
コスチュームは通常の姿でした。
朝であったからか、奥まった場所で分かりにくいからか、人がほとんどおらず、たくさん遊んでもらうことができました。
ピーターパン
ファンタジーランドのピーターパンの空の旅のそば(アトラクション入口向かって右側の屋根の下)で会うことができます。
サインをもらう際に、ちょうど直前のページにアラジンのサインをもらっていたところ、「君は空を飛ぶ人たちが好きなのかい?」と聞かれ、「魔法のカーペットよりピクシーダストの方が飛び心地がいいよ!」と教えてくれました。
1日に3回程度しか登場しないので、計画的にグリに向かわれることをおすすめします。
アラジン&ジャスミン
アドベンチャーランドにあるアトラクション「アラジンとマジックカーペット」のそばのグリーティングコーナーで会うことができます。ジャスミンにはエプコットでも会えますが、アラジンとのペアで会えるのはマジックキングダムだけです。
朝一のグリーティングの時間に行ったところ、なぜかフリーグリになってしまい、写真は一緒に撮れたもののサインはしてもらえず、後ほど改めてグリーティングしてもらいました。その際、朝来ていたのを覚えていたようで、アラジンに「本当にまた来たんだね!」と言われました…(笑)。
開催回数もあまり多くなく、キャラクターが登場すると人気で列ができるので、計画的にタイミングを狙うとよいと思います。
メリダ
シンデレラ城に向かって右側の通路を進んだところにあるフェアリーテール・ガーデンで会うことができました。その後、同施設にてミラベルとグリーティングできるように変わったようで、今はWDWではメリダに会う施設はないようです。
しっかりと英語の発音もアメリカンではないアクセントでした。
アリエル
ファンタジーランドのアリエルのグロットにて会うことができます。実写版ではなくアニメ版の赤い髪のアリエルで、人魚の姿で座った状態でグリーティングを行います。ディズニーシーのアリエルのグロットと似ています。
屋内の常設でライトニング・レーン対応のため、比較的会いやすいと思います。
ティアナ、ラプンツェル、シンデレラ、エレーナ
シンデレラ城横のフェアリーテール・ホールで会うことができます。
フェアリーテール・ホールには2つの列があり、1つはティアナ+もう1人のプリンセス、もう1つはシンデレラ+もう1人のプリンセス、となっています。私がいった際は、ティアナ+ラプンツェル、シンデレラ+エレーナ、となっていました。
フェアリーテール・ホールは常設で夜までグリーティングを行っており、ライトニング・レーンにも対応しているため、他のグリーティングを終えてからでも比較的会いやすいと思います。
ベル
グリーティングとしてではなく、Enchanted Tales with Belleのアトラクションの一部としてベルが登場します。
このアトラクションは子ども向けの参加型の劇のようなもので、大人はあまり指名されず、楽しめないかもしれません。
また、劇の最後にベルが登場し、その後順番にグリーティングする形となりますが、キャストが写真撮影をしてくれるわけでもないので、あくまで親子向けのような雰囲気を感じました。
ドリセラ&アナスタシア
シンデレラの義理の姉妹のこの2人には、シンデレラ城の後ろの左側の屋根の下で会うことができます。馴染みのあるキャラクターではありませんが、2人の個性的なやり取りはとても面白く、マジックキングダムで会ったキャラクターの中でもぜひまた会いたいキャラクターです。1日に3回程度しか出てこず、意外と人気なので、計画的にグリに向かわれることをおすすめします。
私が会ったときは、「昨日は悪夢を見たの!あのシンデレラが出てきたのよ!」と話してくれ、「あなたは昨夜どんな夢を見たの?」と聞かれたので、疲れて夢は見なかった、と答えると、「シンデレラの夢を見なくて羨ましいわ」と言われました(笑)。
写真のためにポーズをお願いした際には、それぞれ自分が目立とうと争いあう様子を楽しむことができました。
その他のグリーティング
上記以外にも、時間の都合上会えなかったり、他の機会に同じ衣装で会ったことがある等で会わなかったキャラクターがいます。
キャプテン・ジャックスパロウ
プーさん&フレンズ
プーさんの冒険のアトラクションの近くで、プーさんとティガーに会えるようです。屋根もあり、グリの時間設定も多いため、比較的会いやすいと思います。
最後に
5月の平日という比較的空いていると思われる日でも、マジックキングダムは他のパークと比べて混雑しているように感じました。それでも上手くプランニングし、アトラクションもグリーティングもショーもパレードも、楽しみたかったものはすべて楽しむことができました。
帰り際には、入口そばの駅舎からミッキーたちがお見送りをしてくれました。最後までキャラクターとのふれあいができるのは嬉しかったです。
他のパークでは会えないレアなキャラクターもいて、各グループにしっかり時間を取ってくれることもあり、充実したグリーティングができました。マジックキングダムは魅力的なアトラクションやショーも多く、なかなかグリーティングの時間を確保するのが難しいかもしれませんが、興味のあるキャラクターがいましたらぜひグリーティングに行ってみてください。
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