日本にも素晴らしいスキー場がたくさんありますが、アメリカやカナダにも素敵なスキー場があります。
本記事では、私が実際に訪問した中でおすすめのスキー場をご紹介するとともに、その他に訪問したスキー場についても合わせてまとめたいと思います。
※本記事はプロモーションを含みます。
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おすすめスキー場3選
アスペン・スノーマス(Aspen Snowmass)
私が訪れた中で最も気に入ったのが、アスペン・スノーマスです。個人的には★4.5/5です!
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コロラド州にあり、デンバー国際空港から車で約4時間、またはアスペン空港から車で約20分でアクセスできます。
私が気に入った理由は、雪質の良さ、圧雪の綺麗さ、程よい広さと豊富な斜面、の3点です。
まず、最も高い地点は富士山の山頂よりも高いほど標高が高いため、気温が低く、雪質が悪くなりにくいです。
バックカントリーが人気の北米では、スキー場内でも非圧雪コースが多いところも多く、レーシングスキーで滑るのが好きな私にとっては滑りにくいと感じることもよくあります。その点、スノーマスはとても綺麗に圧雪や整備がされていたのが快適でした。
アスペンには4つの山があり、その中でコース数が最も多いのがスノーマスです。中級から上級向けの滑りやすい斜面が多く、リフトの設置位置も効率的で、快適に1日を過ごせました。
また、NASTARによるジャイアントスラロームの練習コースを無料で利用できるのもよかったです。
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欠点は、費用がかなり高くつくことでしょうか。スキーインアウトできるホテルもいくつかありますが、値段もそれなりにしてきます。
IKON pass系のリゾートですが、安めのIKON base passでは利用できず、普通のpassでも事前の予約が必要となっています。
また、アスペン空港へのフライトは割高なことが多く、デンバー国際空港を利用すると時間がかかり、レンタカーやシャトルバスの費用もかさんでくるのも欠点です。
私は、メインのベースのすぐそばにあり、スキーインアウトできる、マリオット系のViewline Resortに宿泊しました。
【Expedia】ビューラインリゾート・スノーマス・オートグラフコレクション
全体的に高価格帯のリゾートでアクセスも容易ではないですが、ぜひまた行ってみたいスキーリゾートです。
パークシティ(Park City)
アメリカで最大の滑走面積を誇るのが、ユタ州にあるパークシティです。
ソルトレイクシティ国際空港から車で約50分と、比較的アクセスがいいのも特徴です。
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こちらはEpic pass系のリゾートです。
全体的によく圧雪されている方で、規模が大きいため飽きることもなく、標高が高いため雪質もいいです。
スキーベースの周辺は無料の循環バスが複数路線走っており、少し離れた安めの宿に泊まったり、隣のディアバレーにも行けたりするのも魅力です。
私は宿泊費を抑えるため、パークシティ・ホステル(Park City Hostel)の個室に宿泊しました。
Park City Hostel (online-reservations.com)
バスルームは共用ですが比較的綺麗に管理されており、コモンスペースや共用のキッチンは広く、くつろぎやすかったです。
シーズン中は、パンやシリアル、フルーツなどの簡単な朝食もコモンスペースで提供されます。
個室は2人まで泊まれることになっていますが、1人でちょうどよく、2人だとさすがに狭いかな、と感じました。
1人で来て共用部屋に宿泊している方もいましたので、ひたすら滑りたい方にはちょうどよいかもしれません。
ウィスラー・ブラッコム(Whistler Blackcomb)
アメリカとカナダを含む北米で最大の滑走面積を誇るのが、カナダにあるウィスラー・ブラッコムです。
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ウィスラー山とブラッコム山が、ゴンドラやベースで繋がっています。
こちらもEpic系のリゾートです。
バンクーバーから車で約2時間でアクセスできます。
ウィスラーの魅力は、規模の大きさ、コースの長さ、豊富な非圧雪コースやバックカントリー、2つの山をつなぐPeak to Peakゴンドラからの眺め、といった点かと思います。
雪が少ない部分から除くゴツゴツとした岩肌は、日本のスキー場に慣れた私には珍しく、そのような違いを見つけるのも楽しかったです。
欠点は、ゴンドラの待ち列が長くなりやすいことや、圧雪斜面が好きなスキーヤーには滑りにくい斜面が多いことです。
特に降雪のあった翌日は、パウダースノーを楽しんでもらうためか圧雪されず、個人的には滑りにくく残念でした。
ベースのヴィレッジにはたくさんのショップやレストラン、バーやホテルがあり、循環バスも走っています。
私は、サミットロッジ・ブティックホテル(Summit Lodge Boutique Hotel)に滞在しました。
こちらのホテルは、ゴンドラ乗り場から徒歩だと10分程度ありますが、ホテルが10分おき程度でシャトルバスを運行しているため、快適にゲレンデまで行き来できます。
内装は新しくモダンな印象で、シャンプーなどのアメニティもこだわりがあるようでした。
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お部屋にはミニキッチンがあり、電子レンジが使えたのもよかったです。
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狭いですが、ホテル内にはサウナやホットタブもありました。
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立地とクオリティの割に値段が高すぎず、周辺のホテルと比べるとコスパがよかったです。
その他訪問したスキー場
ディアバレー(Deer Valley)
パークシティのすぐ隣にある、スキーヤー専用のリゾートです。
無料の循環バスがパークシティエリアを走っているため、パークシティのスキー場とも行き来できますが、パークシティはEpic pass系である一方、こちらはIKON pass系となっており、両方のパスを持っていないと行き来はできません。
ソルトレイクシティから40分程度の立地のため雪質もよく、高級リゾートらしく比較的圧雪もされていました(が日本と比べてしまうとそれほどでもないかも…)。
天気が良い日にはNASTARのレースコースもセットされ、有料ですがジャイアントスラロームを楽しむことができます。
アクセスも雪質もよいため、IKON passを持っているスキーヤーにはおすすめです。
キリントン(Killington)
アメリカ東海岸で最大の規模を誇るキリントン。
バーモント州にあり、ニューヨークから車で約5時間、ボストンから車で約3時間の距離です。
東海岸のスキー場らしく、斜面は凍っていることが多いため、雪質はあまりよくはありません。
しかし、スキー場が横に広く、向きの異なる斜面が複数あるため、その日に滑りやすい斜面を見つけやすくはあります。
私は友人と少し離れたAir BnBに泊まりましたが、スキー場のベース近くにもホテルがあります。
サンデーリバー(Sunday River)
アメリカ東海岸のメイン州にあるサンデーリバーは、ボストンから車で約3時間でアクセスできます。
斜面の向きなのか、春スキーだったからかわかりませんが、凍りがちな東海岸のスキー場にしては比較的滑りやすく、規模もそこそこあって滑りごたえがありました。
シュガーブッシュ(Sugarbush)
アメリカ東海岸のヴァーモント州にあるシュガーブッシュは、ボストンから車で約3時間半でアクセスできます。
2つの山に分かれており、リフトで行き来することができますが、私はより大きいLincoln Peak Villageのみで滑りました。
NASTARのジャイアントスラロームのコースがあり、ここでもレースを楽しむことができます。
最後に
本記事では、私が訪問したことのあるスキー場のみを取り上げましたが、ほかにも行ってみたいスキー場がいくつもあります。中西部であればVail、Alta、Snowbird、Jackson Hole、東海岸ならStowe、Strattonなど、挙げるときりがありません。
日本のスキー場に慣れていると、北米のスキー場はリフト券やホテル、食事などどれも値段が高く、コスパが悪いと感じることが多いです。
ゴンドラやリフト、ゲレンデ内のロッジなどに投資されていて快適に過ごせるのはメリットですが、圧雪斜面が好きな私にとっては滑りにくいスキー場もあります。
それでも、日本とは違った景色を楽しめますので、興味があるスキー場がありましたらぜひ訪れてみてください。
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