アメリカ西海岸にある有名なワインの産地ナパバレーに、3月に行ってきました。
本記事では、私が実際に観光した際のプランや訪問したワイナリーなどをご紹介します。
※本記事はプロモーションを含みます。
Contents
日数
私はスケジュールの都合上、1泊しかできませんでした。お昼頃にナパに着き、翌日のお昼頃にナパを出ましたので、約24時間の滞在でした。
1泊しかできませんでしたが、限られた時間内で行きたいところを詰め込みましたので、個人的には充実した滞在となりました。
しかし、個人的な理想としては2〜3泊ほど滞在できると、ゆとりを持って過ごせるかなと思いました。
ナパトレインに乗車したり、さまざまなワイナリーに行ってみたりと、何泊でものんびりと過ごせるため、最適な日数には個人差があるかと思います。
この記事では、1泊に詰め込んでどれくらい観光できるかをご紹介します。
行き方
サンフランシスコ国際空港から車で約1時間半の距離にあります。
行き方としては、レンタカーを借りるか、タクシーやシャトルを予約するか、Uberなどのライドシェアを利用するか、の3点になるかと思います。
私は、ナパバレーに行く前にヨセミテ国立公園に立ち寄るため、レンタカーを借りていました。しかし、ワイナリー訪問時は運転ができないため、レンタカーでナパバレーまで行き、ナパのダウンタウンにあるハーツレンタカーで返却しました。
帰りは、ナパバレーからUberで空港まで向かいました。早朝や深夜でなければ、Uberを捕まえるのはそんなに困らないと思います。
後述のKenzo Estateから直接空港へ向かったため、事前にUberを予約したのも要因ですが、空港まで約160ドルと、予想より高くかかってしまいました。
ホテル
ナパ のダウンタウンから徒歩10分程度のCedar Gables Innに宿泊しました。
ダウンタウンから徒歩圏内という好立地でありながら、比較的手頃な価格帯なのが利点です。
建物は歴史を感じられる可愛らしい建物で、赤毛のアンなどで出てきそうな雰囲気でした。
また、今回は1階にある100㎡近いお部屋に滞在し、広々と快適に過ごせました。デラックスキングスイートのお部屋です。
キングベッドが2台、ソファベッドが1台あり、本物ではありませんが電気で動く暖炉もありました。
バスルームは部屋のサイズに対してそれほど広くなく、バスタブもありませんでした。
欠点としては、通常のホテルのように常にフロントデスクが開いているわけではなく、15時から18時の間のみチェックインの対応をしている点です。
事前に連絡をすれば多少時間外であっても対応はしてもらえます。私はワイナリーの予約の都合上、18:30頃のチェックインをお願いしましたが、問題ありませんでした。
他方で、12時頃に到着して先に荷物を預けようとした際には、ドアに鍵がかかっており、インターフォンを鳴らしても誰も出て来ず、電話して状況を説明する羽目になりました。
結局、建物の中に人がいたため、鍵を開けてもらい荷物を置くことができましたが、英語で電話で交渉するハードルもありますし、人がいなかった可能性もあります。
荷物預けは予約サイトにもサービスとして記載があり、12時までチェックアウト時間となっていたため、大丈夫だと思っていましたが、到着時刻によっては要注意です。
私は利用しませんでしたが朝食も含まれており、コスパは非常に優れていると思います。
観光プラン
訪問したワイナリー
訪問したワイナリーは以下の3件です。いずれも事前に予約して伺いました。
- オーパス・ワン
- ドメーヌ・カルネロス
- ケンゾー・エステート
ドメーヌ・カルネロスはテイスティングのみでしたので、予約していなくても簡単に入れそうでした。
このほか、ロバート・モンダヴィは訪問を受け付けていなかったため、ランチでペアリングを楽しみました。
1日目
12時頃ホテルに到着し、まずは荷物を預けました。Hertzでレンタカーを返却し、予約していたランチへと向かいました。
Arch & Tower, Robert Mondavi
オーパス・ワンの向かい側にあるロバート・モンダヴィは美しいワイナリーとして有名ですが、2024年春は改装中で訪問者を受け入れていませんでした。
その代わり、ナパのダウンタウンにおいて、ワインテイスティングやランチとのペアリングを提供する施設を置いており、それがこちらのArch & Towerです。
12:30開始で1時間半の所要時間で、ウェルカムドリンクも含めると5杯のワインを楽しめました。
前菜、メイン、デザートの3品で構成されたLegend Lunchはとても美味しく、雰囲気もとてもよかったです。
Opus One
Arch & TowerからUberで15:15に予約したOpus Oneのテイスティングに向かいました。テイスティングの所要時間は約1時間です。
予約したコースには3杯のワインが含まれていましたが、より古いヴィンテージのもの飲んで比較するとよい、という巧みな言葉に誘われ、もう1杯追加でいただきました。
テイスティングの途中で、同時間帯にテイスティングをしている人全員のグループで、地下のカーヴを見学させてもらえました。
オーパス・ワンでは毎年新しい樽を使用しているとのことです。安いワインで樽の中央を赤く染めているのも特徴的です。
Domaine Carneros
フランスのシャトーを思わせる外観が特徴的なのが、こちらのドメーヌ・カルネロスです。スパークリングワインが有名です。
こちらは17時に席を予約して行きましたが、到着してから自分でテイスティングメニューを選ぶ形式でした。
私はSparkling Chateau Tasting(55ドル)を選びました。私は注文しませんでしたが、チーズとのペアリングやスモークサーモンなどの付け合わせもメニューにありました。
特にワイナリー内のツアーはなく、単にレストランでテイスティングをする、という形でした。気楽でいいですが、オーパス・ワンの後に行ったので少し拍子抜けしました。
Auberge du Soleil
ホテルに戻りチェックインを済ませてから、予約していたディナーのレストランに向かいました。
このオーベルジュは宿泊ももちろんできますが、1泊1000ドルを超える高価格な宿であるため、私は食事だけ楽しむことにしました。
フレンチのコースまたはアラカルトを楽しめ、ワインをペアリングすることもできます。私は4品のコースで、ワインを適宜注文する形にしました。
いろいろなワインがありましたが、個人的に気に入ったのはこちらのハウスワインです。ハウスワインのため価格もかなり手頃でありながら、味も申し分ありませんでした。好みはあるかもしれませんが、試す価値はあると思います。
2日目
ホテルに朝食もついていましたが、サーブが遅いというレビューを見ていたことや、ダウンタウンに行ってみたいという思いがあり、ダウンタウンのカフェまで歩いて行きました。
Kenzo Estate
日本人オーナーのワイナリーであるケンゾー・エステートは、山道を通りかなり奥まったところにあります。到着すると、まずは帰りのUberを予約するようおすすめされるほどです。
敷地もとても広く、霧もあり、前日に巡ったワイナリーとはまた違いました。
ウェルカムの1杯をいただきながら、日本人のガイドの方にワイン畑やカーヴを案内していただきました。
ツアー終了後に、また5杯のテイスティングをさせていただきました。
最後に
今回は1泊での滞在でしたが、事前にしっかり計画を立て予約をしていたことで、行きたかったワイナリーやレストランに行け、存分に楽しむことができました。
長期間滞在できるのがベストですが、1泊でも楽しめますので、ぜひ訪問してみてください。
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