アメリカの自治領であるプエルトリコを旅行してきましたので、おすすめの観光プランを紹介します。

今回は3泊4日と限られた日程だったため、やってみたかったことすべてができたわけではありませんが、実際にしたことや、調べてみてやってみたかったことなど、おすすめの観光プランを紹介したいと思います。

アクセス

アメリカ東海岸から直行便で、プエルトリコの最大の都市サンフアンまで約3時間半です。国内線の扱いですので、出入国はありません。

サンフアンではUberが問題なく利用でき、価格も良心的です。

1日目

お昼過ぎにサンフアンの空港に到着し、Uberで旧市街のホテルへと向かいました。

1泊目は旧市街にあるホテル・エル・コンヴェント(Hotel El Convento)に宿泊しました。

【Expedia】Hotel El Convento

スペイン風の建築の建物と優れたサービスで、快適に滞在できましたので、おすすめです。ホテルについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

旧市街の散策

ホテルに荷物を置いて、徒歩で旧市街の散策をしました。

まずは、エル・モロ要塞へ。ホテルから徒歩10分ほどですが、そのうち半分は要塞の前にある芝生の間の道を歩くため、それ自体も観光気分でした。

入場料は、サン・クリストバル要塞と共通の入場券で10ドルでした。現金は使えず、クレジットカードのみ使えました。

要塞自体もいろいろな説明はありますが、要塞を見学するというよりも、要塞と海と写真を撮って楽しみました。

続いて、歩いてサン・クリストバル要塞へ。こちらの方がこじんまりとしており、ざっと見て回るだけであれば30分もかかりませんでした。

2日目

旧市街の散策

朝は前日の午後とは街並みへの光の当たり方も変わり、ホテルのすぐそばで素敵な写真を撮ることができました。

そのほか、サンフアン大聖堂を見学したりもしました。

ビエケス島へ

プエルトリコの滞在では、ビエケス島やクレブラ島などの離島にも魅力ある観光地があるため、いずれかの島には行ってみたいと思っていました。

その中でも、後述のバイオベイツアーに興味があったため、ビエケス島に行くことにしました。

ビエケス島へは、フェリーまたは飛行機で行くことができますが、断然飛行機をおすすめします。フェリー料金は数ドル程度、飛行機は片道80ドル程度と大きく値段が違いますが、飛行機をおすすめする理由は以下の3点です。

まずは、フェリーターミナルが遠く、時間がかかること。フェリーターミナルのあるセイバという町は、サンフアンから車で約1時間かかります。元々セイバ周辺へ行く予定があったり、レンタカーで移動する予定であれば問題ないかもしれませんが、タクシーや送迎車を利用するとなると時間も費用もかかります。飛行機であればサンフアンの空港から出発できますので、その点が楽です。また、フェリーは1時間半かかりますが、飛行機は30分で到着します。

2つ目としては、船酔いのリスクが小さいことです。私自身はフェリーを利用していませんが、レビューなどで船酔いが辛かったというものをいくつか目にしました。酔い止めを使用すれば問題ないかもしれませんし、飛行機でも揺れることはあるかもしれませんが、それでも船酔いのリスクを軽減できるのはメリットです。

3つ目は、フライト自体が観光となる点です。小型機でプエルトリコの島や海を上空から眺めることができるのは、それだけで楽しかったです。移動も兼ねて観光できるのも、フライトのメリットです。

ということで、私は飛行機でビエケス島に向かうべく、ホテルからUberで、地方空港であるフェルナンド・ルイス・リバス空港に行きました。利用したのは、Vieques Air Linkという航空会社です。アメリカから到着した国際空港よりも旧市街に近く、Uberで10分ほどでした。

チェックインでは身分証を確認し、自身と荷物の重さを量ります。荷物すべてで25ポンド(約12キロ)までは無料、そこから50ポンド(約23キロ)までは1ポンドにつき1.50ドルの料金がかかります。また、体重によって座席が指定されることになります。

とても小さな空港で、手荷物検査もなく、チケットもなく、チェックイン後は座って待っていました。

時間になると呼ばれ、8人乗りのセスナでビエケス島に向かいました。ビエケス島の空港からは、事前に予約していたタクシーでホテルに向かいました。なお、利用したタクシー会社は741TAXIというもので、支払いは現金、Venmo、クレジットカード(ただし1ドル追加される)が利用できました。

ブラックサンドビーチの乗馬ツアー

エスペランサ地区のホテルから車で約7分の場所にある、Sailh’sという乗馬ツアーを利用しました。送迎はないため、タクシーなどで行く必要があります。

16:00に集合し、17:30までの1時間半のコースでしたが、説明等の時間もあるため乗馬の時間は実質1時間でした。

牧場から馬に乗って道路を歩き、草むらを通ってブラックサンドビーチに出ます。

ブラックサンドビーチは火山灰のビーチのため黒っぽくなっているとのこと。途中、浅瀬も通りながらビーチを馬に乗って楽しんだことは、この旅行のハイライトになりました。

ビーチでサンセットを鑑賞

乗馬からタクシーでホテルに戻ると、ちょうどサンセットのタイミングでした。

ホテルのすぐそばにビーチがあるため、そこで水平線に沈んでいく太陽を眺めていました。

バイオベイツアー

ビエケス島で楽しみにしていたのが、バイオベイツアーです。簡単にいうと、カヤックで光るプランクトンを見に行くツアーです。

肉眼ではその光を見ることはできますが、写真に写すのは非常に難しく、残念ながら写真はありません。また、そのくらい光が弱いため、新月の訪問がおすすめです。

透明なカヤックを提供しているTaino Aqua Adventureというツアーを利用しました。英語かスペイン語のみの対応とはなりますが、評判もいいようです。

予約時は透明なカヤックと普通のカヤックでどの程度違うのか分かっていませんでしたが、バイオベイツアーではオールで漕いだりカヤックが水を切ったりと水に刺激を与えるときに光が見えるため、透明のカヤックだと底が常にキラキラとしていてとても美しかったです。

唯一気になった点としては、たまたま担当になったツアーガイドが最近中国語を勉強しているようで、私に話しかける際にわざと中国語で話してきたことです。

プエルトリコでアジア人は少ないですし、私も少し中国語を話すことができるため最初は特に気にしていなかったのですが、あまりにも中国語ばかり使ってくるため、中国語より英語の方が分かりやすい私は明示的に「中国語ではなく英語で話してほしい」と言ったのですが、笑いながら「NO」と答えてきたのが衝撃的でした。

中国語に関する不満以外のツアー自体は満足のいくものでしたので、あくまでツアーガイド次第かと思います。

3日目

ココナッツビーチ

ホテルから徒歩15分ほどにあるココナッツビーチ(エル・ココ・ビーチ)は、ほとんど人はおらずビーチチェアなどもありませんが、ヤシの木にロープが吊り下げられた簡単なブランコがあります。

人がいないビーチで歩いたりブランコに乗ったりと、楽しく過ごしました。

本島へ

行きと同様に飛行機で、本島のサンフアンへと戻りました。

着陸直前には、初日に訪問したエル・モロ要塞も上空から見えました。

サンフアンのリゾートホテルでのんびり

空港からUberでコンダード地区にあるリゾートホテル、ラ・コンチャ・ルネサンス・サンフアン・リゾートに向かいました。最後の夜はこちらに滞在しました。

【Expedia】La Concha Renaissance San Juan Resort

波が高くて海には入れませんでしたが、ビーチ沿いを歩いたり、プールに入ったりとリゾート気分を味わいました。

4日目

お昼頃のフライトで帰る予定であったため、朝はホテルでゆっくりしました。

さらに追加するなら

今回は3泊4日と限られた日程であったため、行ってみたかったけれど行けなかった場所もいくつかあります。

エル・ユンケ森林観光

本島にある国立森林です。アメリカにはなかなかない熱帯雨林で、サンフアンからのツアーもたくさんあります。

クレブラ島のフラミンゴビーチ

クレブラ島にあるフラミンゴビーチは美しいと有名で、シュノーケルやダイビングにも人気の場所のようです。

カーサ・バカルディ・ツアー

ラム酒で有名なバカルディの工場見学やミクソロジー体験、飲み比べなどができるツアーです。サンフアンの旧市街からUberで約20分で行けるようです。

最後に

プエルトリコはアメリカ東海岸から訪れやすいリゾートで、バイオベイツアーなどここでしか体験できないアクティビティもあります。

コストパフォーマンスだけを考えると、メキシコのカンクンに行く方がいいかもしれないと個人的には思いましたが、カンクンとは違う魅力があるので、また行ってみたいです。

カテゴリー: 旅行プラン

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